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インフルエンザ
インフルエンザの流行
インフルエンザは、例年、11月上旬頃から散発的に発生し、それ以降、爆発的に患者数が増加して1月から2月にピークを迎えます。
インフルエンザワクチンは接種して2週間目頃から5カ月程度は効果が続くと言われているので、12月中旬ころまでには接種を済ませましょう。
予防方法
- 咳エチケットを守りましょう。(咳、くしゃみが出る場合には、ティッシュ、ハンカチなどで鼻や口を押さえ、ほかの人から顔をそむけて2メートル以上離れましょう)
- 帰宅後のうがいや手洗いをしましょう。
- 十分な栄養と休養を取りましょう。
- インフルエンザワクチンの接種は12月中旬までに済ませましょう。
インフルエンザが流行し始めたら
- 人が集まるような場所への外出は自粛しましょう。
- 交通手段は、できるだけ密室となるバスや電車を避け、徒歩や自転車・自家用車・バイクを利用しましょう。
インフルエンザにかかったかなと思ったら
- インフルエンザと思われる症状がある場合、かかりつけ医や身近な医療機関で受診してください。
- 受診の際には、必ず受診が可能かどうかを電話で確認し、受診時間や受診方法など医師からの指示に従ってください。
- 電話はせずに、直接医療機関に行くことは避けてください。
- 医療機関に行く際は、マスクを着用するなど、ほかの人に感染を広げないよう注意しましょう。
- 症状がでた翌日から7日間を経過するか、熱が下がってから3日間は、できるだけ外出はひかえましょう。
家庭で看病することになったら
- 患者家族ともマスクを着用しましょう。
- 患者とのタオルの共有は避けましょう。
- 白衣や袖付きエプロンで衣服を覆いましょう。
- 患者が鼻水を拭いたティッシュやオムツ等は、ビニール袋で密閉して廃棄し、その後は必ず石けんで手を洗いましょう。
- 便や嘔吐物がついたものは、下洗いし、次亜塩素酸ナトリウム(0.05~0.5パーセント)や80度以上の熱水で10分以上消毒をした後、通常どおり洗濯しましょう。
- 患者が使用したものは、洗剤で洗った後、次亜塩素酸ナトリウムで消毒しましょう。食器洗い機も熱水消毒として有効です。
(注意)次亜塩素酸ナトリウムは、台所用漂白剤(塩素系)の主成分ですので、代用可能です。
インフルエンザ流行情報
インフルエンザに関する報道発表(厚生労働省)<外部リンク>
インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所<外部リンク>
インフルエンザ流行情報(埼玉県ホームページ)<外部リンク>
備蓄品について
- 新たな新型インフルエンザが国内外で大流行した場合、食料品・生活必需品等の流通、物流に影響が出ることも予想されます。
- 感染を防ぐためには不要不急の外出をしないことが原則です。このため、災害時のように最低限(2週間程度)の食料品・生活必需品等を備畜しておくことが推奨されています。
食糧の例(長期保存可能なもの)
主食類食糧
- 米
- 乾めん類(そば、そうめん、ラーメン、うどん、パスタ等)
- 切り餅
- コーンフレーク・シリアル類
- 乾パン
- 各種調味料
その他
- レトルト・フリーズドライ食品
- 冷凍食品(家庭での保存温度、停電に注意)
- インスタントラーメン、即席めん
- 缶詰
- 菓子類
- ミネラルウォーター
- ペットボトルや缶入りの飲料
- 育児用調整粉乳
日用品・医療品の例
常備品
- 常備薬(胃腸薬、痛み止め、その他持病の処方薬)
- 絆創膏
- ガーゼ・コットン
インフルエンザ対策の物品
- マスク(不織布製マスク)
- 体温計
- ゴム手袋(破れにくいもの)
- 水枕・氷枕(頭や腋下の冷却用)
- 漂白剤(次亜塩素酸:消毒効果がある)
- 消毒用アルコール(アルコールが60パーセント~80パーセント程度含まれている消毒薬)
通常の災害のための物品(あると便利な物)
- トイレットペーパー
- ティッシュペーパー
- 保湿ティッシュ(アルコールのあるものとないもの)
- 洗剤(衣類・食器等)・石けん
- シャンプー・リンス
- 紙おむつ
- 生理用品(女性用)
- ごみ用ビニール袋
- ビニール袋(汚染されたごみの密封等に利用)
- カセットコンロ
- ボンベ
- 懐中電灯
- 乾電池
関連リンク(外部リンク)
インフルエンザに関する問合せ・相談窓口<外部リンク>
埼玉県衛生研究所(埼玉県ホームページ)<外部リンク>
厚生労働省インフルエンザQ&A<外部リンク>
厚生労働省インフルエンザ対策<外部リンク>