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感染症の予防法
手洗いの方法
外出先からの帰宅時や、調理の前後、食事の前、動物に触れた時など、こまめに手を洗うことが感染症の拡大を防ぎます。
正しい手の洗い方
次の図の手順に従って行います。
(出典:厚生労働省)
図の解説
- 流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。
- 手の甲をのばすようにこすります。
- 指先・爪の間を念入りにこすります。
- 指の間を洗います。
- 親指と手のひらをねじり洗いします。
- 手首も忘れずに洗います。
- 石けんで洗い終わったら、十分に水で流します。
- 清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。
注意点
- 1.から7.までを15秒を目安に2回行います。1回で30秒と長く洗うよりも、短くても2回洗う方が効果的です。
- 汚れのたまりやすい3.の「指先、爪」また、日常生活で一番使う親指は、特に5.の「親指ねじり」を念入りに行ってください。
- 最後に、消毒用アルコール(アルコール分60から80パーセント)を使うと、より効果的です。
- できるだけ、時計や指輪ははずして洗いましょう。
- 手を拭くタオルは必ず清潔なものを使いましょう。(タオルの共用はしないようにしましょう。)
- 水道の蛇口も清潔に保ちましょう。蛇口に直接触れないよう、手を拭いた後のペーパータオルを当てると蛇口の菌が付着しません。
正しいマスクの着用
マスクは、咳やくしゃみなどの飛沫拡散を防ぎ、他の人への感染防止に有効です。手などについたウイルスが直接口や鼻に触れることを防いだり、完全ではありませんが、外からのウイルス侵入をブロックする役割が期待できます。
(出典:厚生労働省)
図の解説
- (つける時)鼻と口の両方を確実に覆います。
- ゴムひもを耳にかけます。
- 隙間がないよう、鼻まで覆います。
注意点
- 表面にウイルスがついている場合があるので、使用中、はずすときなど表面に触れないように注意しましょう。
- 捨てる時は、ビニール袋に入れてふたつきのごみ箱に捨てましょう。
咳エチケット
マスクをせずに咳やくしゃみをすると、ウイルスは2から3メートル飛ぶと言われています。インフルエンザの流行時に関わらず、感染症をうつさないことを普段から習慣にしましょう。
(出典:厚生労働省)
図の解説
- マスクを着用します。(口・鼻を覆います。)
- マスクがない時は、ティッシュ・ハンカチで口・鼻を覆います。
- とっさの時は、袖で口・鼻を覆います。
- 口・鼻を何も覆わず、咳やくしゃみをすることはやめましょう。
- 咳やくしゃみを手で直接おさえることはやめましょう。
注意点
- 周囲の人からなるべく離れましょう。
- 使用後のティッシュなどは、すぐにごみ箱に捨て、手を洗いましょう。