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高坂8号墳出土品
高坂8号墳出土品
高坂8号墳から出土した捩文鏡(ねじもんきょう)・管玉・勾玉・ヤリガンナは、発掘調査によって古墳時代前期(3世紀中葉以降~4世紀代)の古墳から出土した東松山市内初の資料です。特に捩文鏡は完全な形で出土しており、4世紀中ごろ(西暦350年前後)に国内で製作されたもので、貴重な資料です。
捩文鏡(ねじもんきょう)【1面】:直径7.9センチメートル、ねじりひも状の文様が表現された青銅製の鏡です。
管玉(くだたま)【15点】:緑色凝灰岩製
勾玉(まがたま)【1点】:水晶製
ヤリガンナ【1本】:木を削り、滑らかにするための鉄製の木工具
所蔵
東松山市埋蔵文化財センター(下野本528-1)
指定年月日
平成26年(2014年)3月25日(東松山市指定文化財―考古資料)