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銅造誕生釈迦仏立像
銅造誕生釈迦仏立像
誕生釈迦仏とは、釈迦誕生の姿をかたどったもので、日本では古くから「灌仏会」の本尊として知られています。本像は平安時代のものです。鋳銅製で前後合わせ型。鍍金はありません。指の伸ばし方や裳の表現等古い様式を示し、県内最古の誕生仏として重要です。また、誕生仏の多くは右手を挙げていますが、例外的に左手を挙げた珍しい誕生仏です。総高15.6センチメートル、像高11センチメートル。
所在地
下野本662(無量寿寺)
指定年月日
平成19年(2007年)3月16日(埼玉県指定文化財-彫刻)