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金谷の餅つき踊り
金谷の餅つき踊り
昔、岩殿山に住む悪竜を退治した坂上田村麻呂に感謝して、喜びのあまり踊りながら「もち」をついてもてなしたのが始まりと言われています。現在、金谷の餅つき踊りは、毎年11月23日五穀豊穣を祈念して、上野本にある氷川神社で奉納されています。音頭をとる人を先頭に2列になり、大木遣りを歌いながら、杵をかつぎ神社に練り込みます。最初の「練り込み」から、せいろを持って登場する「せいろかぶ(む)り」、「大杵の両かぶ(む)り」「小杵のまわしけこみ」「小杵のよろけづき」などが演じられ、最後に「十文字つき」でもちがつきあがります。また、始めに「練り唄」、終わりに「仕上げつきの唄」が歌われます。餅つき踊りには、変化に富んだいろいろなつき方があります。基本は「三本杵」といって3人でつきますが、呼吸が合わないとうまくつけません。日ごろ、練習を重ねた保存会の皆さんの技に、驚かされることでしょう。つきあがった餅は奉納され、見物に訪れた皆さんにも配られます。
完全版(約17分)
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再編集版(約3分)
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奉納日
11月23日
奉納場所
氷川神社(上野本字宮後520)
指定年月日
昭和35年(1960年)3月1日(埼玉県指定文化財-無形)
(指定替)
昭和52年(1977年)3月29日(埼玉県指定文化財-無形民俗)