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東耕地3号墳出土品
東耕地3号墳出土品
東耕地3号墳出土品は、古墳時代中期、周辺諸国の軍事的緊張を受け、ヤマト王権が各地有力者と軍事的協力関係を深めた当時の状況を示す優良な資料で、特に横矧板鋲留短甲(よこはぎいたびょうどめたんこう)は、発掘調査で出土した埼玉県内唯一の完形品です。
横矧板鋲留短甲(よこはぎいたびょうどめたんこう)【1領】:最大高42.5センチメートル、西暦450~500年に製作されました。
大刀(たち) 【1振】:長さ77.8センチメートル
剣 【1振】:長さ61.3センチメートル
鉾(ほこ) 【1振】:長さ18.2センチメートル
鎌 【1本】:長さ9.9センチメートル
刀子(とうす) 【1振】:長さ7.5センチメートル
鉄鏃(てつぞく) 【5本】
須恵器(すえき) 甕(かめ)片 【一括】
土師器(はじき) 壺 【1点】
所蔵
東松山市埋蔵文化財センター(下野本528-1)
指定年月日
平成26年(2014年)3月25日(東松山市指定文化財-考古資料)