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【点検が終了しました】下水道幹線埋設道路及び緊急輸送道路の緊急点検について
概要
埼玉県八潮市の県道において下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没が起き、第三者被害が生じる事故が発生したことを受けて、下水道の幹線が埋設されている道路及び緊急輸送道路(注意1)の緊急点検を実施します。
本市では下水道施設の老朽化対策として、ストックマネジメント計画に基づく点検や法定点検を実施しております。今回、国から緊急点検の要請のあった大規模な下水道管路は、市内にありませんが、市独自の取り組みとして点検を実施します。
(注意1) 緊急輸送道路:災害直後から避難・救助をはじめ、物資供給等の応急活動のために、緊急車両の通行を確保すべき重要な路線
点検内容
- 実施日:令和7年2月12日(水曜日)から
- 対象:下水道幹線が埋設されている道路、市が指定する緊急輸送道路
- 方法:市職員の目視による点検、道路表面の陥没や亀裂等の確認、マンホール及び下水道管内の点検
(注意)補修が必要な場合は早急に対応します
点検結果
道路表面の陥没や亀裂等の確認(令和7年2月13日点検完了)
点検は下水道幹線埋設道路及び緊急輸送道路面の延長約62キロメートルについて、目視により確認したところ、舗装のひび割れやたわみなどはありましたが、道路陥没につながるような異状は確認されませんでした。
マンホール及び下水道管内の点検(令和7年2月26日点検完了)
口径2メートル以上で、設置から40年を経過した下水道(延長約4キロメートル)の点検をしたところ、コンクリート表面のモルタル剥離や目地材の劣化等がある箇所を確認しましたが、現時点で道路陥没につながる重大な不具合は確認されませんでした。なお、モルタル剥離等が確認された箇所については、今後、計画的に補修してまいります。