本文
令和6年10月23日(水曜日)、東松山市内において「不燃物」の収集運搬中にごみ収集車の車両火災が発生しました。中身が残ったままのスプレー缶・カセットボンベ・ガスライターや、小型充電式電池等の不適切な出し方が原因とみられる車両火災が相次いでいます。このような火災事故が発生すると、近隣の住宅、ごみ収集車やごみ処理施設に被害が及ぶだけでなく、収集作業員や周囲の方の人命に関わる重大な事故に繋がります。
また、ごみ収集車に搭載された消火器で消火しきれない場合は、車両に燃え移らないよう、すべてのごみを道路や空き地に出して消火するので、周辺の交通の妨げになるほか、その後の収集場所へ行く時刻が遅くなるなど、収集業務に重大な影響がでてしまいます。
従いまして、市民の皆様におかれましては、分別を徹底していただき、ごみ収集車両の火災予防のために、スプレー缶、カセットボンベ、ガスライター、小型充電式電池等の正しい出し方を守っていただくようご協力をお願いいたします。
【車両火災の様子】
【火災の原因とみられるもの】
令和6年4月8日(月曜日)にも、東松山市内において「不燃物」の収集運搬中にごみ収集車の車両火災が発生しました。出火の原因は中身が残ったままのスプレー缶やライター等とみられています。ごみ収集車両の損失、その後のごみ収集への支障など、多大な影響が生じました。
【令和6年4月に発生した車両火災の様子】
【令和6年4月に発生した車両火災の原因とみられるもの】
・中身が残ったままのスプレー缶・カセットボンベが排出されると、ごみ収集車に圧縮して積み込む際に割れてしまい、中から可燃性のガスが漏れ出ます。可燃性のガスは非常に燃えやすく、漏れたガスにその他のごみが圧縮される過程で発生する火花で引火し、火災が発生することがあります。
・小型充電式電池は、電解液として可燃性の有機溶剤を使用しているため、衝撃により大量の電流が流れるなどして急激に加熱され、有機溶剤に着火して出火することがあります。このため、ごみに混ざって廃棄された小型充電式電池が、ごみ収集車内で押しつぶされ、火災が発生することがあります。
詳しくは以下の動画をご覧ください。
スプレー缶・カセットボンベ「ごみ収集車で発火・破裂」(YouTube動画)(独立行政法人製品評価技術基盤機構)<外部リンク>
モバイルバッテリー「ごみ収集車で発火・破裂」(YouTube動画)(独立行政法人製品評価技術基盤機構)<外部リンク>
必ず中身を完全に使い切ってから、「不燃物」の収集日に透明の袋に入れてクリーンステーションへ出してください。
以下の動画でスプレー缶(エアゾール製品)・カセットボンベの正しい廃棄方法を紹介していますので、ご参照ください。
エアゾール製品の正しい廃棄方法(YouTube動画)(一般社団法人日本エアゾール協会<外部リンク>)
カセットボンベの正しい廃棄方法(YouTube動画)(一般社団法人日本ガス石油機器工業会)<外部リンク>
必ずガスを完全に使い切ってから、「不燃物」の収集日に透明の袋に入れてクリーンステーションへ出してください。
・小型充電式電池は金属端子部にセロハンテープやビニールテープ等を貼ってから、小型充電式電池のみを透明の小袋に入れて「不燃物」の日にクリーンステーションへ出してください。または、電池リサイクル協力店へお持ち込みください。
・ボタン電池はプラス極とマイナス極にセロハンテープやビニールテープ等を貼ってから、ボタン電池のみを透明の小袋に入れて「不燃物」の日にクリーンステーションへ出してください。または、ボタン電池回収協力店へお持ち込みください。
・モバイルバッテリーは、それのみを透明の小袋に入れて「不燃物」の日にクリーンステーションへお出しください。または、電池リサイクル協力店へお持ち込みください。
小型充電式電池は、リサイクルマークが目印です。
詳しくは以下のHPをご覧ください。
資源とごみの分別については、以下の検索サイトで調べることができます。ぜひご利用ください。